春から夏がうまい!「マダコ」
昔からタコの味には定評があります。
岩本漁協は昔から「タコ漁協」と呼ばれるほど、マダコのやわらかさと甘さは評判でした。
近年水揚げ高が減ってきているのが心配です。
マダコの旬はいつですか?
春から夏にかけての産卵前のマダコがやわらかくて、最高においしいです。
どんな漁法ですか?
タコカゴ漁、タコツボ漁、釣りの3通りです。いまではカゴを使った漁法が主流です。
エサのイワシをカゴの中に入れて海底に投入します。
どんな食べ方がおすすめですか?
塩ゆでしたあと、煮汁に10~15分ほどつけ置きします。
そのあと好みの大きさに切り、刺身でいただくのが地元の食べ方ですね。
水あげが減っているとの事ですが
昔とくらべるとそう実感できます。
マダコを増やすため夏の産卵期にタコツボを投入して、ツボの中で産卵させる事業に取り組んでいるところです。
マダコに関してのエピソードは
先日、私共の組合長がラジオに出演しマダコを紹介したところ、問い合わせが殺到。
ただ、その年はタコがとても少なくて対応に困りました。
今はいつでもお客さんに食べていただけるよう、生のマダコを急速冷凍させる体制づくりを行っています。