お刺身でいただく幸せ「クルマエビ」
繁殖保護のためクルマエビ保護区を設けています。
クルマエビとは?
砂地に棲む黄色と青のしましまの入ったエビで鮮魚用です。
どんな漁法ですか?
刺し網漁です。車エビは活魚として出荷されるため、網から傷つけないようにはずすのが大事です。
この作業は根気がいるので、年々漁をする人数は減っています。
砂地が減っているのですか?
沼地で獲れる別の種類のエビは増えているので、もしかしたら砂地が減り、沼地化している影響かもしれません。
種苗の育成は?
以前から種苗の中間育成を実施しています。
最近は1ヶ月間飼育した後放流していますが、漁獲量はあまり増えませんね。
ますます高級魚になっていきますね
そうですね。
刺身で食べるのもおいしいですが、やはり塩焼きが一番人気があります。
一番の食べ頃は?
漁期は4~10月ですので、この時期です。
クルマエビについてのエピソードは?
繁殖の保護として、出漁時間の設定、網を張る方向や数の制限など努力しています。
稚魚を守るのに岸の近くはクルマエビ保護区も設けています。
なかなか数量の増加にはつながらないのですが続けていくことが大事だと思っています。