漁獲量全国1位!「トビウオ」
トビウオは漁師さんたちの探究心の積み重ねで獲れるんですよ。
屋久島や種子島で「トッピー」とよばれるトビウオ。
胸ビレを使って空中を滑空することで有名な魚ですが、実はとってもおいしい魚なんです。
どうやって、どれくらい飛ぶんですか?
尾ビレで水面をたたいて飛び上がり、胸ビレをひろげて数百メートル飛ぶこともあります。
どんな漁法ですか?
網船と片船という2つの船で引く、曳き網漁です。
早朝から3時の出荷まで1日5~6回、網を入れます。経験と勘で漁場を決定するので1回1回が真剣勝負です。
一番の食べごろは?
トビウオの旬は春から梅雨にかけて。鮮度のいいものは身がコリコリとして歯ごたえがいいです。
さっぱりとしたくせの無い味で、刺身を酢みそでいただくとおいしいですね。
面白いエピソードは?
十数艘の船でいっせいに行うトビウオ漁では、おたがい無線で漁の情報交換をするんですが、獲れてない人ほど声が大きくて、実は獲れている船は黙ってるんですよね。